適応障害ってどんな病気?

 女優の深田恭子さんが映画「劇場版 ルパンの娘」の舞台挨拶で9月27日に復帰されました。

深田恭子さんとえば、5月26日のイベント出演をされて以来、

4か月ぶりの仕事復帰になります。

 皆さんもご存じだと思いますが、深田恭子さんは「適応障害」と診断され

休養をしておられました。9月2日にご自身のインスタグラムにて、

「皆さまに支えて頂き、与えて頂いた休養により、心と体も回復しまして、

これから活動を再開していくことをご報告します。」と復帰への報告をされていたので

舞台あいさつの場に姿を見せてくれて安心されたファンの方も

多いのではないでしょうか?

 今回はそんな深田恭子さんが休養された「適応障害」について

考察致しましたので皆さんと考える時間に出来ればと思っています。

適応障害ってどんな病気?

 そもそも、「適応障害」について皆さんはご存じですか?

「適応障害」とは精神医学的障害の一種で、ある特定の出来事(仕事、転勤、結婚、離婚、人間関係など様々)、状況が

その人にとって(今回は深田さん)主観的な苦悩(耐え難く感じる)を生み

憂鬱な気分や不安などが強くなる。気分や行動にも症状が現れ、

涙もろくなる、物事に過剰に心配したりなど神経が敏感になったりするそうです。

 ストレス社会と言われて長いですが、最近もこの「適応障害」という言葉を聞きます。

ですが、何となくで理解している人もいると思います。

私も何となく、「頑張りすぎた人がなる~」くらいのイメージでした。

 この「ストレス」の感じ方は個人レベルで変わるのは想像に難しくないと思います。

Aさんにとっては気にならない事でもBさんには重大な場合もあり、

ストレスへの感じ方や耐性にも個人差はあります。当然ですね。

 結果、「適応障害」は【生活の変化、または出来事がその人にとって重大で

生活を送ることが困難になるほど気分が落ち込み、不安が押し寄せ、

それらが明らかに正常の状態を逸脱している状態】と言えます。

 ただ、問診など診断でストレスになる状況や出来事はある程度はっきりしている場合が多く、

原因を取り除いたり、事象から距離を置くと次第に快方に向かうそうです。

症状はどんな感じ?

 抑うつ気分(気分が落ち込んで何もやる気になれない)、不安、焦り、緊張、または怒りなど情緒面に出る場合や

過度な暴飲暴食、仕事を無断で休む、けんかをするなど端から見ると

攻撃に映るような行動が見られます。

体の症状では動機が激しくなったり、何もなくても汗をかいたり、

めまいを引き起こすなど様々な症状がみられるそうです。

 身近の人で、「なんか最近急に性格が変わった?」「ずっとイライラしてる?」という方は

生活の中で大きなストレスを抱えているかもしれません。

うつ病とは違うの?

 うつ病という言葉も近年耳にする機会も増え、混同されている方も多いですが、

【適応障害とうつ病は別の病気】です。

 違いは「適応障害」はストレス原因から離れると症状が改善する場合が多く、

「うつ病」はストレス原因から離れても改善は見られません。

うつ病は持続的に憂鬱な気分が続いてしまい、以前は楽しかった事も

何も楽しめなくなります。今回はうつ病の詳細については割愛しますが、

適応障害とうつ病は混同しやすいので別の病気と認識をしましょう。

どんな人がなりやすい?

 自覚症状がないとも言われていて、突然に起こることもあります。

得てして発症しやすい人は、以下の5つが当てはまります。

  • 責任感が強い、強すぎる
  • 繊細で傷つきやすい傾向にある
  • 気持ちの切り替えが下手
  • 他者からの見られ方を気にしやすい
  • 自分の感情を抑えている場合が多い

あくまで傾向にはなりますが、見ただけで心が疲れやすい感じがします。

筆者も会社員時代は全部に当てはまっていました。

今は会社を退職し、静養しておりますが気持ちが穏やかです。

笑うことも増えてきましたし、何かやりたいという気持ちも

多少なり湧いてきております。

 主観ですが、深田恭子さんの公の場での印象は

「感情を一定に、常に同じ空気感で立っておられる」という感じでした。

この時点で責任感の強さから、しっかりと演じておられたのかもしれないと思うと

芸能人も我々一般人も休息が重要だと考えさせられます。

完治するために必要なことは?

 記事内で何度か記載しましたが、「ストレス因子の除去」が

主な治療のひとつです。環境を調整、または離れるなどです。

今回の深田恭子さんの場合で言えば、「仕事から離れてゆっくり休む」というイメージです。

休養を間に挟んだという事であれば、休む時間が必要だったという推測ができます。

ただ、適応障害はストレス因子をストレスと本人が感じない場合もあるらしく、

その因子への適応力を高めるために、カウンセリングを用いた認知療法も行われる場合もあります。

この単に離れる、環境を変えるだけでなく、問題解決に取り組まないといけません。

身体的な症状は見える場合もありますが、精神的な症状は

本人含め認識が難しいのが厄介な部分です。

終わりに

 深田恭子さんが5月末に休養が発表された当時、7月からドラマ出演が決まっていた事

携帯会社のCMでも度々見かけ、それ以前にもドラマやイベントに出演、

写真集などの発売など主観もありますが、TV含めメディアで見ない日は無かったです。

 働き過ぎたという端的な言葉では表すことも失礼ですが、

休む暇がなく仕事へのアンテナをずっと張っていたのだろうと思います。

 責任感が強く、「大丈夫!」と言っておられる方の多くは「既に大丈夫を越えているかもしれません。」

周りの方がフォローも大切ですが、本人がもっと気軽に

「ちょっと休むわ」

と言える環境が整うと生きやすい日本が出来上がっていくと感じました。

 何はともあれ、深田恭子さんが復帰されて嬉しく思います!

少しでも明るいニュースが増えることを願ってこの記事は終わりにしたいと思います。ではまた!

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